【ベルリンの壁】

ベルリンを東西に分けていた壁が一部残っている。ベルリン市内観光に先駆けて見学した。
壁自体はそれほど高くなく、簡単によじ登れそうに感じられる。 しかし、当時は、周囲が鉄条網で覆われ、機関銃が狙っているとなれば、西側への脱出行為は死を意味するだろう。

【ブランデンブルグ門】

18世紀末プロイセン王国の凱旋門として建てられた。 門の上に立つ女神と４頭立て馬車は、一旦ナポレオンが略奪したがビスマルクが再度取り戻したことでも有名。 東西ドイツ統合の時に連日ＴＶで放映され特に有名になった。

神さんが1996年に訪問したときのブランデンブルグ門が下の写真。 2002年に修復されて綺麗になっている。夜はライトアップされ更に綺麗だそうだが、我々のツアーにはなかった。残念だ。 現地のガイドさんによれば、東西ドイツ統一前は門の付近は何も無かったらしい。統一後はニョキニョキ建物が建ったという。 その建物の多くは「銀行！」だとか…

【ペルガモン博物館！？】

この旅行のハイライト！ペルガモン博物館にある古代バビロニアの｢イシュタル門｣。 ところがドッコイ、特別展示の準備のため｢イシュタル門｣は見学閉鎖！　ウッソダロー！！！
同じツアー客に小生と同じ目的の方がいた。それで現地ガイドさんのコネで、裏口から入って、 ほんのチョッとだけ｢イシュタル門｣を見せてもらった。現地ガイドさんのチカラはさすがだ！

その他はどうでもよいが、一応ご案内します。古代ギリシャのペルガモン王国にあった「ゼウスの祭壇」を復元したものだ。 ｢イシュタル門｣をシッカリ見れなかったショックは大きく、そのほか多数の展示については憶えていない。


帰り際にお土産屋を除いたら｢イシュタル門｣の絵葉書が幾つかあったので買った。｢イシュタル門｣の再現イメージなのだろう。
次回は｢イシュタル門｣だけのためにベルリンを訪れることを心に誓った（ウソウソ…）

【ポツダム】

ポツダムはベルリンの南西20km。サン・スーシ宮殿ほか多数の宮殿・別荘があり、風光明媚な夏の避暑地。
ポツダムといえばポツダム宣言。1945年7月26日、連合国が日本に対して降伏条件を示した共同宣言。 ポツダム会談の場となったのが、ツェツィーリエンホフ宮殿（館内は写真×）である。
館内には連合国の執務室や会議場がある。 連合国側が戦後統治を巡る国益闘争が渦巻いた光景が目に浮かぶ。 ちょうどその頃、「ベビー（原子爆弾）が生まれた」との電報が米国側に届いたという。 ちょうど目にした建物の光景が何か人の目鼻立ちに似ている。皮肉なものだ。

所変わって｢サン･スーシ宮殿｣。フリードリッヒ大王が夏の居城として18世紀に建てた宮殿。 宮殿外に大階段がある、両側にぶどうの棚。北のベルサイユとも呼ばれる。
噴水は何処か高い所に水を貯めて噴出させているのだとか…ここでも宮殿内では新郎新婦が歩いている。優雅なものだ。

夏の避暑地とは言っても、我々が行ったときは３０度。乾燥しているから汗は流れ落ちないがやはり暑〜い！！！　 ツェツィーリエンホフ宮殿にアイスクリームの出店があって、小生が買って食べてたら連鎖反応。 ツアーの人達だけでなく、外国の観光客も続々アイスクリームを買い始めたのにはビックリした。