【ＳＡＶＯＹ ＨＯＴＥＬ】

ＳＡＶＯＹ ＨＯＴＥＬは海老茶色が基調で、どことなく老舗の風格がある。自宅のガイドブックには載っていないが、 神さんが何処かから情報を得て予約したようだ。

ベルリンの繁華街というかブランド街というか「クーダム｣へは徒歩で５分足らず。交通の便は悪くない。そのおかげで、 買い忘れた土産を買いに何度となくクーダムに刈り出されたり、ブランデンブルグ門まで歩かされたり…　立地が良いのも 考えものだ。

毎朝の食事はメインダイニング。ヨーロッパのホテルの朝食は簡単なコンチネンタル風が普通。ドイツの食事はジャガイモや ミックス･ベジタブル…美味くないという印象があった。しかし、このホテルは朝からリッチ。多種多様なパンやフルーツが並び、 オマケにシャンパンまで置いてある。パン食は好きでないが、ここのパンは口に合った。コーヒーもいける。優雅に朝食を取りながら、 窓越しに出勤途上のビジネスマンを見ると、どことなく優越感を感じる。

【禁煙の部屋】

ホテルの部屋はコジンマリしている。まあ、料金相応というところだ。

旅行に出る直前、神さんが｢禁煙の部屋にならないか、ホテルにメールしといて！｣というから、 ホテルのホームページからメールアドレスを探して、ナケ無しの英単語を並べてダメ元でメールした。 時差があるが、翌日にはＯＫの連絡が来た。一応要件は通じたようだ。

【ＨとＤ】

ホテルのトイレのドア表示。街中の新しい建物のトイレ表示は男性と女性のイラストだが、ここからも老舗の風格がにじみ出ている。
ヘーレン(Herren)とデーメン(Damen)の音感から、どうしてもＨが女性の感じがするが、実は男性用。
旅行前に仕事でお付き合いのある統計学の先生と旅行のことが話題になって、一頻りドイツのトイレ表示の笑い話で盛り上がった。