【シャンベルタン村】

ブルゴーニュ地方といっても広〜ござんして、我々が着いたのはシャンベルタン村。 意味は知らないが｢ジュブレ･シャンベルタン｣な〜んて耳にしたことがある。
辺り一面葡萄畑…　意外と背丈は低い。　葡萄畑も格付けがあるらしい。丘の斜面と平坦な境が 最も格付けが高いらしい。そこにあの｢ロマネコンティ｣の葡萄畑があるという。

【ロマネコンティ！！！】

友人がココ！ココ！と案内してくれた先に古ぼけた石塀。コレコレと指差す表札に'ROMANEE CONTI'と刻まれている。 古ぼけた石垣や表札に歴史を感じるし、ロマネコンティという音の響きに優しさを感じる。
しかし、たかがワイン一本が数十万円。飲んだことがないから評価のしようも無いが、でも尋常でない。 まあ、その葡萄畑を見たということだけで、胸一杯だ。

マダ〜ム

友人は何度かブルゴーニュを訪れているらしい。彼の馴染み？というか、彼がお気に入り？のワイナリーに 連れて行ってもらった。
出迎えてくれたのは小綺麗な女性。友人と何度が面識があるらしく仏語でゴチョゴチョ話し始めた。その節々で 聴こえてくる｢マダ〜ム、…ムニャムニャ…｣が妙に耳についた。（彼女の写真は、友人が昔撮影したものです。 肖像権侵害かなぁ？）

通された部屋で、さっそく試飲。すごく香り高いのだが、どうも我々の舌には今一来ない。その光景を見ていた 友人も後からメールで、口に合わなかったようだね…とメールしてきた。
結局、そのワイナリーでは買わず、友人の顔を立てることがでなくて申し訳ないことをした。

口に合ったワイン

シャンベルタン村には、幾つもワイナリーがあるらしい。友人に別の店に連れて行ってもらった。
どこのワイナリーも歴史を感じる佇まいだ。この店のボトルの形はボッテリしている。先のスラーッとした ボトルの形の方が好きなのだが、試飲してみて口に合った。神さんも同じだったから、２本？３本？だったか、 買い求めた。車だからその点は楽チンだ。値段は忘れたが、それほど高くなかったはずだ。
包装・梱包ができるまでの間、お店の中をウロついた。そしたら、何処かで見かけたような人物の写真があった。 確かにショーン･コネリーだ。彼もこの店でワインを買ったのかなぁ〜？　そうなら、小生の舌はショーン・コネリーと 似ている？　お互いにジジイというだけかな？？？

何軒目？？？

ワインの産地だけあって、ワイナリーが沢山ある。友人にアチコチ案内してもらって、徐々に出来上がりつつある。 シャンベルタン村を後にして、別の村にあるワイナリーに着いた。
すごく綺麗なお屋敷で青空に映える。お庭に咲く花々も綺麗だ。受付で試飲料金を払うと、ワイングラスを頂ける。 （上の写真の芝生の中にチョコっと赤い付近にグラスを置いて撮ったけど、小さくて分からない…）
ワイン蔵は、この庭の地下。迷路のようになっていて、随所に試飲できるコーナーがある。案内の方が、いろいろ 説明してくれるのだがチンプンカンプン。赤あり、白アリ、ロゼあり…　試飲したのは十数種類。飲んだー飲んだー
そもそも強くない方だから、完全に出来上がって、味わうという領域を超えてしまった。飲み捲くって、何も買わず、 誠に申し訳な〜い。

のどかなブルゴーニュ

バリから500km、ブルゴーニュ地方はのどかな農村地帯。
辺り一面が葡萄畑。農道を葡萄狩りトラクターが行く。 葡萄を収穫する時には足が伸びて、足の間で葡萄を収穫するようだ。
秋？には収穫した葡萄から美味しいワインができるのだろう。 収穫場所は違うが、2009年のボージョレー・ヌーボーは美味しかったと思う。 当たり年なら、ジュブレ･シャンベルタンも美味しいだろう。次回行った時には2009年ものを買うことにしよう。